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雑記 鴨

熱帯魚と植物の観察記録&日々の雑記
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Aprilia SR50 R FACTORYを通勤快速に仕上げる事が出来るのか? 1

aprilia sr50r 2011-10-23

 二月前に友人がイタリア製のAprilia SR50を購入した。 車格は国産の原付より大きく一クラス上のスクータに見える。 50ccのクセにタンデムシートとステップまである(笑) 自分が跨ると両足のつま先が辛うじて接地するので、怖くて「乗らして」と言えなかった・・・

 慣らし運転も終わり(500Kmほど・・・それで良いのか?)不満があると言われ相談に乗る事に・・・ 加速の悪さと変速のムラや最高速の不満を訴えられる・・・ 信号の青で同時にスタートした4stJOGに秀でる事が無かったのがショックらしい(笑) 価格を見ても無理して50ccを購入する事はないと思うのだけど・・・(友人は限定解除持ち)125ccのスクータも楽に買える予算が合ったのに・・・ 2ST原付のくせにガソリンはハイオク推奨・・・

 ネットで調べるとプロショップの記事がチラホラあるだけで、プライベーターが行なう具体的な改造レシピは見つける事ができなかった。 最高速度に関していえば、機械式のリミッターが組んであるの事が判った。 最高速度の問題は比較的に簡単に解決できそうだ・・・ 変速ムラは変速機とWRを見ないとなんとも・・・ あとは発信加速の問題で、この原付のトルクや馬力がカタログに載ってをらず、そこから調べる事に・・・

 何とかネットで調べやっと知ることが出来た。   
詳しくはこちら→ http://bikerholic.com


SR RSR R FACTORY
Bore and stroke40 x 39.3 mm40 x 39.3 mm
Compression ratio12.1:111.5:1
Maximum power2.7 kW (3.7 HP) at 6,500 rpm4.0 kW (5.4 HP) at 7,750 rpm
Max torque4.3 Nm at 6,000 rpm4.8 Nm at 7,500 rpm
Fuel systemDell’Orto 17.5 mm carburettorelectronic fuel injection
Alternator70 W
CDI capacitor discharge ignition
165 W
high power inductive ignition
LubricationSeparate with mechanical oil pumpinjected with oil pump

 この表を見ると、7750rpmで馬力が5.2ps 規制後原付だとこんなものか? 最大トルクで変速できればOKなのかな? 友人の話だと7400rpm辺りで変速が始まると聞いていたので納得・・・ で問題は加速と言う事で予想ではクラッチスプリングが比較的柔らかい物を使っているような感じだ。 これは解剖するまでわからない・・・ で午後から解剖にとりかかる。

aprilia sr50r 2011-10-23 (1) aprilia sr50r 2011-10-23 (2)

 駆動系のケースを開けると見慣れたプーリーやクラッチが・・・ この状態で変速時の動きを見たかったが、セルモーターギヤの軸受けがケースの蓋にあるので断念・・・

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 やはり機械式リミッターのせいでプーリーの端までベルトが動いていない・・・ 友人から聞いた話だと会社の敷地内で試した時は8000~9000rpmの間に(55kmぐらいからノロノロと)63kmまでスピードが出るらしい。 これはストレスが溜まる感じがする。 機械式リミッターを外した場合、もう少し遅い回転数で60km程までスピードが上がるだろう・・・  これはあとで問題になりそうだ。

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 プーリーボスにはまってるリングが機械式のリミッター厚みで5mm程ある。 このリングが干渉してプーリーの端まで使えない・・・ 右の写真はプーリーを外すと機械式のオイルポンプ?が見えた、これもベルトドライブ(笑)

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 プーリーを分解するとデカイWRが出てきた。 重さを計ると、1個5g、樹脂カラーの中にアルミのパイプがインサートしてあった。 5gって軽すぎないか?チャンバーを装着していないのに? 純正マフラーがチャンバー風に見えるけど、規制で絞り加工とかしていないのか? プーリーの合い方のドライブフェイスが物凄く重い、STかBSのような重さがある・・・ 国産原付だとダイキャストの少し軽量してある物なのに・・・ ドライブフェイスに付くフィンは樹脂製・・・  なんだかな・・・

 WR外径19.04mm 厚み 15.49mm このサイズのWRって社外品があるのかな?  スズキのアドレス125辺りのWRならサイズ的にOKだけど1個10g以上からラインナップだったような・・・  これは大変かも(笑) 適合品が無いと自作になるのか? 素直にマロッシのMULTIVARを投入した方が良い感じが・・・

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 プーリーボスは外径19.98mm 長さ49.29mm プーリーとボスの動きはガタ等は無くジャストサイズ・・・ でプーリーとランププレートの動きが悪い事が発覚・・・ 原因はスライドピースとプーリーガイドの幅が合わない・・・ これはスライドピースを少し削って対応・・・ ストレス無く動くようになった。

 この後にクラッチも分解・・・ 写真は作業に夢中になり撮影を忘れる・・・ クラッチは軽量タイプなのか思ったより軽かった、クラッチスプリングを交換して出足の加速を向上させる予定だが、手持ちにストックのスプリングが無かった。

 個人的にはヤマハ純正スプリングを流用しようと考えたが、RS50は三枚クラッチでヤマハの純正スプリングは使えそうもない・・・ ホンダDIO系のスプリングが代用できそうだ・・・
クラッチスプリングは線径1.68mm 巻外径7.7mm フック内側頂点間の長さが、29.5mm
センタースプリングは意外と柔らかいものが入っていた。トルクカムの形状も確認したかったが作業時間の関係で今回はお預け・・・

 現状クラッチINが3500rpm程らしいので1000rpmプラスを目指したい。 時間の都合解剖はここまで、元に組みなおす。機械式リミッターはキャンセル・・・

 組みあがり試走をすると、アクセルレスポンスにエンジンが気分よく反応するようになったらしい、変速ポイントが6800rpmに落ちた理由がよくわからない(笑) 1週間乗って見て来週にクラッチスプリングの問題を解決予定・・・
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Aprilia SR50 R FACTORYを通勤快速に仕上げる事が出来るのか? 1.5

 友人との話し合いで純正パーツを生かした低コストの改良を諦め、社外品のパーツに組み替える事になった。
 イタ車のスクーターに使える国内品は少なく、定番のマロッシ製プーリキットを組み込む為、オークションで捜すと安い値段で出品してる方がいたので、友人に確認後入札して落札・・・  今週中には発送されるだろう・・・

 落札したのは、マロッシの「VARIAT. MULTIVAR 2000 PIAGGIO SCOOTER 50 Article Code 51 9019」だ。 これで中間加速の問題は解決出来ると思うが、ちょっと不安な事も・・・

Aprilia SR50 R FACTORYを通勤快速に仕上げる事が出来るのか? 1.75

マロッシ マルチバリエーターが到着

マロッシ マルチバリエーター(1)

 ヤフオクで即決価格で代理購入した。マロッシ マルチバリエーター
代金振り込み後、翌日に到着した。 迅速な対応感謝感謝!

マロッシ マルチバリエーター (2) マロッシ マルチバリエーター (3)

 今回購入した「51ー9019」は車種専用品では無く、取り付けられる車種が多いのに驚いた。

マロッシ マルチバリエーター (4)

 セット内容はこんな感じです。 マロッシのマルチバリエーターを組むのはこれで3回目(1回目JOG-Z 2回目ZOOMER) ほとんどセット内容は変わらない、WRが目新しくなった感じだ。

マロッシ マルチバリエーター (6) マロッシ マルチバリエーター (5)

マロッシ マルチバリエーター (9) プーリーの外径は99.5mm 重量は244g 外周上に3箇所(120度間隔)で4本の溝が掘ってある。機構的にこの溝に意味があるのか? メーカー側が、数種あるプーリーを見分ける為の目印か?  デザインではないよな・・・ 組み込めば人目につかないし・・・ ちょっと謎だ(笑) 付属のボスもベストクリアランスで装着出来た。 

ある程度研磨は必要か?と思っていたが完成されている部品だった。

マロッシ マルチバリエーター (7) マロッシ マルチバリエーター (8)

 左の写真がマロッシ・プーリーのローラーが稼働するスロープで、右の写真が純正・プーリーのローラーが稼働するスロープ  明らかに違う(笑) この部分の形状で体感が変わるから、現在不満度の高い中間加速の改善になりそうだ。

マロッシ マルチバリエーター (10) マロッシ マルチバリエーター (11)

 ランププレートはSTのプレス品で重量が110g、純正品の形状を記憶していなかったので違いは分からず・・・
 プレス品なので切断面等のバリを気にしていたが、実際は面取りされていて特にヤスリで修正する箇所はなかった。 だが、一箇所打痕がありその部分をヤスリで修正した。

マロッシ マルチバリエーター (12)

ランププレートに取り付けるスライドピースは初めてみる形状だった。 自分の知ってるスライドピースは裏表が無く、入れ方に注意する必要はなかったが、このセットに付属するスライドピースには裏表がある。

マロッシ マルチバリエーター (13) マロッシ マルチバリエーター (14)

マロッシ マルチバリエーター (15) プーリー内に潜る面のスライドピースは幅が狭く厚みが薄い、スライドピースのランププレートを嵌め込む溝は裏表を間違えて組み込めない様になっている。


マロッシ マルチバリエーター (16) マロッシ マルチバリエーター (17)

 付属するWRは外径19mm 厚み15.5mm 重さは7.2g  肉厚のアルミパイプ樹脂でコートした感じで、プーリーに組み込む際は印字されてる文字が擦れて消えないよう入れる向きに注意・・・

マロッシ マルチバリエーター (18)

 付属のクラッチセンタースプリングは線径が4mmで 自由長が12cm 全圧縮した時の荷重は30~31kgだった。 座巻は両端研磨してあった。  7.2g×6=43.2g 遠心力でこのスプリングを縮めるだから恐ろしい(笑)

マロッシ マルチバリエーター (19) マロッシ マルチバリエーター (20)

 付属のボスは外径20mm 内径15mm 全長49mm 純正ボスは49.3mmだった。0.3のシムが必要になるのか? プーリーにセットした場合、ボスの突き出し量は13.6mm

マロッシ マルチバリエーター (22) マロッシ マルチバリエーター (21)

 左写真は用途不明なST製カラー 外径25mm 内径15mm 厚みが6.1mm 謎な部品だ。 右写真は樹脂製のリミッターカラー(機械式リミッター) 外径26mm 内径20.3mm 厚み7mm これは装着する必要はないだろう(笑)

 このセットに付いていたカタログを見ると、ホンダのDioのクラッチ部品が使える事が分かった。 それとマロッシのクラッチスプリングの詳細データーも入手できた。 これは参考になる。

 今回は純正品の詳細寸法を計測していないで、次回は比較出来るようにしたい。