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雑記 鴨

熱帯魚と植物の観察記録&日々の雑記
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ペットボトルコレクション(笑) (稚アベニーパファーさんの飼育容器)

ペットボトルコレ 2013-02-17(1)

 今回は稚アベニーパファーさんの飼育に欠かせないアイテムのペットボトルを掘り下げてみたいと思います。 雑記.鴨では約5年間の稚魚飼育での経験から、稚アベニーパファーさんを孵化からの3ヶ月間はペットボトルで育成しています。 育成方法は人それぞれですが参考になれば幸いです。

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 市販の飲料水が詰まったペットボトルには大まかに分けて2系統(炭酸系と非炭酸系)があります。 それぞれ形状に特徴があり、稚アベニーパファーさんの育成時期により使い分けをしています。 育成初期(孵化後1ヶ月間)には非炭酸系を使用し、残りの期間を炭酸系のペットボトルを使用しています。

ペットボトルコレ 2013-02-17(3)

 各系列のペットボトルは底部分の形状で見分ける事が出来ます。 非炭酸系は底の中央部が盛り上がっていて、炭酸系は5本の足があるタイプになります。 底の形状には一長一短があり、後で説明します。

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 飼育初期に使う非炭酸系のペットボトルにはお茶やジュース、乳飲料系の肉厚のあるペットボトルと水系(ミネラルウォーター)の肉厚が薄いペットボトルがあります。 飼育には肉厚の厚いお茶、ジュース、乳飲料系のペットボトルを使用しています。(写真は旧ポカリスエットの物)

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 非炭酸系を使う理由は、卵を入れた時にペットボトルの底の形状により卵が密集し難い事を条件にしています。 炭酸系の5本足の底だと卵が密集してしまい、水カビでやられた卵が出た場合に被害が多くなるからです。

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 お茶、ジュース、乳飲料系のペットボトルを使用する理由は強度の問題です。 基本、ペットボトルは使い勝手を考えカットして使用します、カットすると肉厚の薄いペットボトルだと手でを掴んだ時に形状を維持し難く、掴み難いので肉厚が厚い方が使い勝手が良いです。 肉厚の厚い飲料系のペットボトル場合容器の外周に凸凹があり強度を保ちやすい事も・・・

 飼育初期に使う非炭酸肉厚ペットボトルは水が200cc程入るサイズにカットして使います。 大体、底から測って7cm~8cmの所でカットします。 水200ccの根拠ですが、これは孵化後の稚アベニーパファーさんの行動範囲を見ていて導き出しました。

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 稚アベニーパファーさんは孵化直後から4日間は水底でゴロゴロと寝転んでいる事が多く、時たま水面に向かってダッシュするだけで捕食行動等は起こしません。孵化後4日以降から水底を這うように移動します、この頃は微生物を食べて過ごしているようで、特に餌等を与える必要はありません。 ブラインシュリンプを与え始めるタイミングは孵化後1週間経過した頃で水底から少し浮いた場所を泳ぎ始めたら与えます。

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 孵化後1週間の稚アベニーパファーさんは貪欲に水槽(飼育ケース)内を泳ぎ回ったりせず、目の前を通り過ぎたブラインシュリンプを捕食します。 例えば、目の前1cm程の距離にいるブラインシュリンプを追い回して食べる事はありません。 この事から孵化後1週間の稚魚のブラインシュリンプの捕食率を考えると200cc程の水量と500mlのペットボトルの底面積が適切だと考えました。 稚魚育成で初期の失敗は大きな飼育容器を使う事で捕食率が下がる=餓死が一番多いと考えます。 

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 この200ccの容量で約10匹の稚アベニーパファーの育成が1ヶ月可能です。 容器が小さいので濾過機やエアレーション等は導入出来ませんが毎日推量の1/5程度の水換えと浮き草等の植物で維持が出来ます。 (水質維持の為に、ブラインシュリンプを与え始めると同時にラムズホーンを投入して稚アベニーパファーの糞の処理を任せます、ラムズホーンの糞はスポイトで吸いだします) 
 
ペットボトルコレ 2013-02-17(9.5)

 ※過去にこの水量で30匹を飼育しましたが酸欠状態が頻発して10匹程度が妥当だと結論が出ました。 濾過機は無理でもエアレーションぐらいはと思うかもしれませんが、稚魚は水流に弱くエアレーションは適切でないと考えました。 飼育初期にエアレーションを行うと流れに大して抵抗するように泳ぐので体力を消耗して生存率が下がり、ブラインシュリンプの捕食も難しくなります。

ペットボトルコレ 2013-02-17(10a)

ペットボトルコレ 2013-02-17(10b)

 ペットボトルの話に戻りますがペットボトル単体では水温を維持する事が難しく、別の水槽に入れて水温を維持する必要があります。 その場合カットしたペットボトルを浮かせて維持するか、ガラス面に洗濯バサミで固定する方法になります。 非炭酸肉厚ペットボトルの底には凹みがあり、浮べた時に其処に空気が溜まり安定性が悪く転覆する事もあるので注意が必要です。

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 孵化後1ヶ月も過ぎると稚アベニーパファーさんの食欲も行動力は増大し始めペットボトル内から外の様子を観察するようになり飼い主も認識し始めます。 そろそろ200ccの水量では育成が難しくなり倍の400ccの水量で飼育を始めます。(育成が難し=水質維持) この時から炭酸系のペットボトルを使用し、ペットボトルは首下あたりでカットします。  そしてエアレーションも開始します。

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 エアレーションはペットボトル内を撹拌するのでは無く、水面を揺らす程度で写真のように水面から1~2cmの深さでエアレーションをします。 400ccに水量をUPしても水換えの量も200ccと同じ比率で行いますが1週間に一度ペットボトル内壁面の水垢を拭き取って下さい。(ヒドラ及び水質維持対策) ブラインシュリンプシュリンプを与える量が増えるに比例して水質維持が難しくなります。。

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 炭酸系のペットボトルのメリットはラムズホーンの糞等が5本足に溜まりやすく吸出しが楽になります。

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 孵化後2ヶ月を過ぎると毎日の水換えをしていても水質維持の関係から10匹飼育が難しくなります。 この時期から10匹飼育から5匹飼育に切り替えます。 1ヶ月はこの方法で維持してその後は1リットル程のプラケースケースや30cm水槽(水量12リットル)で複数飼育(目安は40匹以内)で飼育になります。(底面積の広い水槽で体の成長を促します)

ペットボトルコレ 2013-02-17(15)

 ペットボトルを使った飼育方法はこんな感じです。 ブラインシュリンプから冷凍アカムシへの切り替え等は別の機会に書きたいと思います。


 
 
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